松山では「ヒ」と「シ」がひっくり返る。人間は霊長類ヒト科の動物、が、松山にはヒトはいない。いるのは『シト』である。シトがシトリ合点して、シトリ歩きしながらシトリ占めしている不思議なクニがわが町・マッチャマ。数の初めはヒトツだが、シトゥリ、フタァリと数える。数字の七もシチではなくてヒチになる。質屋はヒチヤ。
使用例 1.
あのシト、ようヒチ屋かよいしとるのう
あの人、よく質屋に通っているなぁ
使用例 2.
あのシトでヒチ人目じゃ
あの人で七人目ですね