| かいさま |
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| 反対、あべこべ、裏返し。返様(カエザマ)の語がある。逆さま。 |
【例】
「おいお前ィ、パンツカイサマじゃが」
…「お前、パンツを裏返しにはいているよ」 |

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| がしん |
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| いじけた、縮こまった、しみったれたの意。哀れなの意も。 |
【例】
「どしたんぞォ、そのめしの食い方は。ガシンげにするな」
…「いじけたようなめしの食い方をするな」 |

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| かってこい |
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| 東・中予ことばでは「借りて来い」「借って来い」となる。共通語で買って来いは「コウテコイ」。 |
【例】
「隣のおいさんに梯子カッテ来てくれんかな」
…「隣家の叔父さんに梯子を借りてきてください」
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| かわくるしい |
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| かわく+くるしい。しいは状態をあらわす。とくにむつごいものを食べた後ノドのあたりがこうなる。 |
【例】
「食べ慣れんもん口にしたけれ、カワクルしゅうてどもならん」
…「珍しいものを食べたから、ノドのあたりがかわいてイギイギしてどうしようもない」 |

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| くいさし |
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| 古語に「食い止す」とある。食べてしまわないで残したもの。 |
【例】
「もったいないのにあれこれクイサシにしてどうするの」
…「出されたものを食べてしまわないで、あれこれ箸をつけたままで残してどう始末するの、もったいない」
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| くさし |
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| 動作を中途半端でほうり出す状態。食べくさし、飲みくさし。 |
【例】
「あんたはなんでもやりクサシでほっぽり出すけんいかんのよ」
…「あなたは途中で放り出して、始末をしないからいけない」 |

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| くじくる |
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| 道理の通らない駄々をこねること。クジは公事で訴訟ごと。あがらって我意を通すこと。 |
【例】
「お前ィぎりがクジクラんと、ここは一つみんなのいうとうりにせいや」
…「お前だけが駄々をこねるな。多数に従ったらどうだ?」 |

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| けったくそ |
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| ケタクソは卦体の約で縁起が悪いこと。転じてしゃくにさわる。腹立たしいの意。「ムネクソが悪い」も同意。ケタクソとも。 |
【例】
「あんなヤツに負けて、ケッタクソが悪い」
…「格違いのあいつに負けて、腹にすえかねる」 |

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| げどされ |
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| 「ゲドウ」は外道と察しはつくが、この場合はののしり言葉。道に外れた言動をする人。 |
【例】
「あれほど言うとったのに、またやったんか、このゲドサレが!」
…「よく言い聞かせていたのにこの道ハズレもんが、またしでかしたか」
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| けんど |
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| 篩い(ふるい)のことも伊予では「ケンド」というが、これは接続詞。けれどもの訛り。逆接に使う。「行くケン待っとれ」のケンは順接。 |
【例】
「ヒシコで勉強したケンド不合格じゃった」
…「一生懸命勉強したけれど、ダメだった」 |

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| こしくれる |
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| 拗ける(ねじける)の転。萎縮する、挫折するの意。もつれる、こじれる、こじくれるなどうまくいかない場合に使う。 |
【例】
「あの話、都合よにいきよったのに、コシクレてしもうて」
…「調子よく進んでいたのに、こじれてしまいました」 |

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| ごじゃ |
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| 間違い、調子はずれ、あれこれごっちゃ。 |
【例】
「まかしといたらゴジャぎりしよる」
…「まかしておいたのに、間違いばかりしている」 |

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| ことんならん |
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| ものごとが成就しない、事にならない。役にたたないの意。「ラチがあかん」とほぼ同義。 |
【例】
「やっぱりあいつにゃちぃと荷が過ぎたかのう。コトンナランかった」
…「あの男には少し力不足だったようだ。仕事がさっぱり出来ていなかった」
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| ごねる
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| 文句を言ってごたつかせること。また死ぬる、くたばることも言う。自分の思い通りにしようとして文句をつける。 |
【例】
「お前ィはいっつもゴネルのう。きょうはゴネ得は通さんぞ」
…「お前はいっつも駄々をコネル。今日は身勝手な不平は許さんぞ」 |

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